



嬉しいドッキリカメラに引っ掛けられたって感じでした。
開催頂いた、確か、1週間ぐらい前、
ネイルの草野先生の1本の電話から、始まりました。
サロンで、一緒に働く 娘さんの相談でした。
「彼氏が、出来たので見てあげて欲しい、娘の希望なんです」
「僕なんか、分かりませんよ」
と言いつつ、恋愛マスターとしての心に火が着いた。
かなりのスケジュール過多だったのもありますが、
ご指定の日に、1時間だったら、行けますよなどと
偉そうに答えた。
草野先生 ご自身も初めて会うとの事でした。
忙しい 1週間だったが、時折 彼氏を紹介された時の
シュミレーションなんかを、頭の中でしてみた。
草野先生を知らない、僕の知り合いの方には、
娘さんの彼氏紹介されるんだけどさあなんて、
自慢気に、軽口を叩いていたりした。
前々日に、NPOの集まりで会った 草野先生は、
あさっては、忙しい中 よろしくお願いしますと、
いつにない、神妙な対応だった。
若い女性の彼氏なんて、はっきり言って、良く分からないし、
芸術家系だったら、益々 分からないし、どうしようなんて思っていた。
独り 僕の紹介をした共通の知り合い、
世界130ヶ国を巡った男が、彼氏じゃないかなあと。
そうであれば、良い事だし、対応も出来ちゃうしなあなどと思っていた。
当日、昼にギフトの取引先を 草野先生がご紹介頂けるとの事で、
会社の後輩とサロンに訪問していた。
商談自体は、今までに食べた事のないような、
美味しい野菜を提案頂き、大変 有意義な商談となった。
娘さんは、照れなのか、サロンでは、妙にヨソヨソしく、
コーヒーを出したきり、パソコンの前から、離れようとしなかった。
そうだよな 夜に彼氏を紹介するんだもんなあと思いつつ。
僕が、帰り際に 娘さんに、
「じゃあ、後で」
などと、カッコつけで、手を挙げて、サロンからオイトマした。
会社に、一瞬帰ると 同僚であり、
NPOの仲間の男が久しぶりとばかりに、近づいてきた。
「今日 夜 草野先生のとこ 一品って 何 持っていくんですか?」と。
一瞬 訳が分からなくなったが、娘さんの事 バレちゃいけないと思い、
「日にち、間違ってない」と聞いてみた。
「娘さんの、彼氏の」と彼。
少し 混乱したが、まさかあり得ないと思いつつも、
「まさか、彼氏じゃないよね」と聞いてみた。
「違いますよ」と言いながら、唐突に去って行った。
何か、釈然としないものが、残りつつ、
僕だけじゃなかったんだと、ガッカリもしつつ、
溜まりに溜まった 目の前に仕事案件を片付けていた。
たまたま、草野先生とも共通の知り合いの雑誌関係の人に、
仕事のお届けものを、銀座までした。
お二方 今日は、電話でかなり冷たく、ソッケナイ対応で、
代理の方に届けものをして、次の仕事に向かった。
少し 引っかかったので、後で電話しようと思いながら。
その後に、仕事を数件済まし、
仕事を終え、どうしても行かなきゃいけない、
キックボクシングの練習に行き、
いよいよ 表参道の草野サロンに向かう事に。
電車と電車の合間には、仕事関係の電話を入れながらの移動になった。
電車の中では、待ち合わせ前に、草野先生から 今どこですか?
との電話が、こんな事は、滅多にないと思いつつも、到着予定時間を告げた。
サロンのあるビル近くに着いた。
気になっていたので、さっきのお届けもの件で、
雑誌系の方に、電話した。
はいはい 分かりましたからと、結構 電話切りたそうだったんで、
今度 一度 お会いしたほうが良いなあと思いつつ、電話を切った。
エレベーターで、8Fまで上がり、10分弱ほど 遅れで到着になった。
サロンの扉を開くと、薄暗く、奥に 草野先生と男が座っていた。
娘さんが、入り口に迎えにきた。
あの 薄暗いところに座っているのが、彼氏か。
まあ、良く見えないけど ゆっくり歩を進めた。
いつものテーブルを見ると、ケーキを中心として、沢山の料理が置かれていた。
ひょつとしてと、その時 僕の誕生会である事を気付いた。
壁際には、3名を除く 10名の方が 隠れていた。
その直前に電話した、雑誌関係の人も。
嬉しかったんだけど、 ああいう場面
どうしていいか分からなくなってしまうもんですね。
餃子を焼いて頂いたり、手作りケーキかあったり、
多分 30年ぶりぐらいの楽しい誕生会を開いて頂きました。
ドッキリって、こんな感じなのかと、
次回は、仕掛ける方にまわってみたいなと。
楽しい宴が続きながら、
心の中では、42としては、しっかり生きて行かなければと、
自問自答を繰り返していました。
段取り頂いた皆様、ご参加頂いた皆様 ありがとうございます。頑張ります。
私事 新幹線で浜松に帰りながら。
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